親が思うよりずっと早く、子どもは成長する

photo credit: tony's pics via photopin cc
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新年度が始まりましたね。我が家では長男が小学校に、次男が保育園の年少に、それぞれ進学・進級しました。子どもたちがきちんとやっていけるのか、親として大きな不安を感じながら迎えた新年度。でも蓋を開けてみれば、子どもは親が思っているよりもずっと早いペースで、自分なりに成長していっているのだと実感する結果になりました。

目次

  1. 一足早く学童保育へ
  2. 1人での登校
  3. リハーサル
  4. 当日
  5. 親の思いと子の思い

1. 一足早く学童保育へ

次男は以前から保育園に通っていて、同じ保育園の中での進級なのでそれほど心配することはありませんでした。自分が気にしていたのは長男の方。小学校入学で友人関係や生活スタイルを含め、環境が大きく変わることに親の私は不安でいっぱいでした。

実際にはまだ入学式は行われていないのですが、1日から小学校の敷地内にある学童保育を利用することにしていたため、実質的に昨日が初登校でした。

2. 1人での登校

入学に当たってまずできるようにならなければいけないのが、1人で登下校することです。父子家庭という環境柄、自分の身の回りのことはおそらく同年代の子よりもできる長男ですが、その一方で自分1人、または弟と2人だけになることへの恐怖心は人一倍強く持っていました。

たとえば、私がコンビニで買い物をする時に車の中で弟と待っていても、本人が想像していたのよりちょっとでも待ち時間が長くなると、泣き出してしまいます。夕食時に何か材料が切れて、「ちょっと買ってくるから家で待ってて」もできません。1人で登校できるのだろうか、というのが正直な気持ちでした。

3. リハーサル

そんな状態で3月31日を迎え、一緒に登下校の練習をしました。最初は自分も一緒に歩いて2往復。それから私だけ先回りして長男を待ち受ける形で、片道ずつ実際に1人で歩かせてみました。

リハーサル自体を嫌がる長男を励まし、2分たったらスタートしてね、と言い残して自分は先に学校へ。子どもを待つ間は、迷子になっていないか、泣き出していないか、交通事故に遭っていないかと、とめどもなく不安が押し寄せてきました。待つこと数分。寂しい気持ちをこらえながら、小走りで駆けてくる長男が到着しました。

4. 当日

そして1日。初日なので私も付き添って登校しました。弁当箱や水筒が詰まった重いランドセルを背負い、着替え袋に手さげかばん、内履きといった大量の持ち物を携えて歩いていきます。「1つぐらい持つよ」と声をかけても、「自分で全部持つ」と言い切りました。

初めて会う子ばかりの環境で、トイレに間に合わなかったり、ランドセルに付けた防犯ブザーを間違って鳴らしてしまったりと、いくつか失敗もしながらも、終わってみれば「楽しかった!」と満足そう。迎えに行ってから夜まで、延々とその日の出来事を話してくれました。そして今朝は、何事もなく1人で登校していきました。名札を安全ピンで服に止めたり、大きな声であいさつしたりすることもできるようになりました。

5. 親の思いと子の思い

これまでは自分自身、焦りもあって子どもに対して「小学生になったら1人でできるようにならなきゃだよ」とついつい言ってしまいがちでした。でも振り返ってみると、そういう言い方をした時より、「パパも昔小学生だったけど、1人でできるようになっていったよ」と言ってあげた時の方が、長男ははるかに興味津々で目を輝かせながら話を聞いてくれていました。

きっと親が思う以上に、子ども自身が「自分のことは自分でできるようになりたい」と強く思っているはずです。「1人でできるようにならなきゃ」なんて、親から言われるまでもなく、本人が1番考えていることなのだと思います。そして、親の目には見えにくくても子どもは1日1日、大人よりも多くの経験を積んで、成長していきます。

登下校のリハーサルで長男が到着するのを待っている時、私はまさに不安の塊でした。親も最初から親であるわけではありません。子どもの力を信じて見守ることを繰り返すうちに、本当の意味で親になっていくのだと感じます。

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