自分の好きなやり方でブログを続けていこう。そう思えたブロガーズ・フェスティバル

photo credit: Camdiluv ♥ via photopin cc
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この週末は実家の親に子どもたちを見てもらい、久しぶりに東京で自分のためだけの時間を過ごすことができました。その1つがブロガーの交流会イベントへの参加。SNS でやりとりのあった方々と実際に会え、新鮮な世界を楽しむことができました。また、ブログそのものについてもあまり形にとらわれず、自分の好きなやり方で続けていこう、と再確認できる機会になりました。

目次

  1. 人に会うという目的
  2. 一歩踏み出すということ
  3. セミナーで感じたこと
  4. ブログにおける2つの「いらない」
  5. 犯してもいいブログのタブー
  6. まとめ

人に会うという目的

参加してきたのはブロガーズ・フェスティバルという150人規模のイベント。時間的な都合で懇親会には出席できず、セミナーのみの参加でした。

セミナーの内容に興味があったことはもちろんですが、それにも増して、ブログを始めてから SNS などでつながりのできた方々と実際に会ってみたいということが今回の参加動機としては大きかったです。

ブログを始めていなければ生まれていなかったはずの SNS 上の交流。それ自体がブログを始めてよかったことの1つなのですが、そこからさらに進んで実際に会って話すという経験ができ、「ブログは自分にさまざなきっかけや縁をもたらしてくれる存在」との思いを強くしています。

一歩踏み出すということ

自分は地方在住で、2人の息子を育てるシングルファザーという事情もあって東京で開かれるイベントにはなかなか気軽に参加することができません。実際、ブログを始めてからの約1年でこれが初めてのイベントでした。これまでも上京を考えたことはあったものの、そうできるだけの環境が整わなかったのです。

今回は幸いにして、何人かの方からイベント前夜に一席設けてもらえたことや、近況が気になっていた旧友と会えることになったことに背中を押され、周囲の協力で環境的な制約もクリアすることができました。

一歩を踏み出すべきかどうかで悩むこと、踏み出そうと思っても状況的に踏み出せないことが、日常生活には数多くあります。でも、何とかしてそこで一歩を踏み出せば、確実に自分の日常は変化するのだと、あらためて感じます。

自分にとってはブログを始めたこと自体がその一歩でしたが、今回の上京もまた、大きな意味を持つ一歩になったように思います。

セミナーで感じたこと

参加したブロガーズ・フェスティバルの中では、ブログのアクセスアップや収益化といった、これまで自分がそれほど強くは意識してこなかったテーマのセミナーが聞け、大変参考になりました。全く知らなかったことばかりで、そういった方面の情報を短時間で理解できる貴重な機会になりました。

ただし、聞く人の性格によっては、こうした話題への接し方には注意も必要だと思います。最初から収益を目的にしたブログは別ですが、個人がちょっとした情報発信や交流の場として自分のブログを位置付けている場合、アクセスアップや収益化はモチベーションの1つになり得る一方で、時にブログを始めた当初の目的を見えにくくしてしまう面もあると感じるからです。

もちろん、自分に必要な情報を見極めて必要なものだけをうまく取り入れられるタイプの人にはそのような心配はないかもしれません。ですが、自分がまさにそうなのですが、いろいろな情報に触れて「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と思ってしまう性格の場合には、かえって足元を見失ってしまうことにもつながりかねません。

その意味で、今回のセミナーの1つ、知的生産術に関する本を出版されている物書きの倉下忠憲さん (@rashita2) による「隠れ家ブログの作り方」というお話に大いにシンパシーを感じました。

ブログにおける2つの「いらない」

セミナーの冒頭から、「アクセスアップについて知りたい人は他のセッションに回ってください。ここにいると時間が無駄になります」と笑いを誘った倉下さん。実際、そのお話はブログとの向き合い方とでも言うべきか、自分の足元を見直すことを促すような内容でした。

倉下さんが最初に挙げたのはブログにおける2つの「いらない」ことです。1つ目は「後追いになってしまうから自分のブログに対する定義はいらない」。そして2つ目は「PV(ページビュー)はいらない。欲しいのは読者。読者が増えれば結果として PV がついてくる」でした。

PV は自分のブログの成長を判断する上で参考になる指標の1つではありますが、あくまで数字。本当に最後まで読んでもらえたのか、自分が伝えたかったことは伝わったのか、伝わったとしてそれに対してどう感じてくれたのか、といった記事の読まれ方や読者の心情までは表れてきません。

私自身、思いのたけを込めて何時間もかけて書いた記事が、30分ぐらいで書けた短い記事に比べて圧倒的に PV が少なく、でも読んでくれた人から温かい反応をもらえてこの上なくうれしかったという経験を何度もしています。だからこそ「欲しいのは読者」の言葉がすとんと胸に落ちました。

犯してもいいブログのタブー

続いて倉下さんは、ブログ運営におけるタブーをいくつも犯していることを明かしました。これがまた、自分と重なっている点が多々ありました。

たとえば「文章が長い」。本来は短い記事を量産した方が回転率が上がるそうです。

そして「記事は一日一更新」。あまりに本数が多いと、かえって読まれなくなるという理由からだそうです。私もごくたまに2本書く時はありますが、基本的に毎日更新さえしていないので平均すると「一日一更新以下」です。

読者としての自分を振り返ってみても、一日に何回も更新されるブログは「ニュースサイト」のような位置付けになってしまって、結果的に一日一更新あるいはそれ以下のブログより、じっくりと記事を読む機会も少なくなっていることもあります。

ほかにも「広告は記事末尾」というタブーもありました。記事の冒頭に設置した方が収益はよくなるのかもしれませんが、まず記事を読んでもらうということに重きを置くなら、末尾の方が合っているように思います。

自分がすごく共感したのは、こうしたスタイルを取っている理由について倉下さんが述べた次の言葉。「自分が読みたいのがこういう形だった。読んでいるブログがそうだった」。その言葉に、「自分が読みたいと思う形はきっと、自分が読んでほしい形の裏返しなんだ」と気づきました。

ブログの運営方法についてはいろんなセオリーやテクニックがあると思いますが、最終的には自分の感じ方が1番大切な要素になるのかな、と思います。

最後に、倉下さんのブログでセミナーに使われたスライドが公開されていたので、ここに紹介させていただきます。

まとめ

今回のイベントではさまざまなテーマのセミナーが同時進行で行われ、自分の興味・関心にあったセミナーを自分で選択できる形になっていました。人によって、そして何を聞いたかによって、得たもの、学んだもの、感じたものはきっと千差万別だろうと思います。

また、さまざまな立場、考え方のブロガーが集まっているからこそ、交流の中でいろんな気づきを得られる機会にもなりました。

今回のイベントを運営してくださったスタッフの方や、実際にお会いして言葉を交わすことができた方、また残念ながらお会いできなかったけれど次こそはと言ってくれた方、皆さんに感謝しています。

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