au の iPhone 5 からドコモ iPhone 5s に移行、この時期に MNP を選んだ理由

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これまで1年と3ヶ月の間、au で iPhone 5 を使ってきましたが、ドコモへの MNP で iPhone 5s 16GB に変えました。噂に聞いていた通り、指紋認証によるロック解除が大変便利です。でも今回はそういう機能の話じゃなくて、この時期に MNP をするに至った経緯や、現在の MNP 商戦に対して思うことを書いてみます。

目次

  1. 7万円の iPhone 5s が発売から半年で0円に
  2. 5 と 5s のランニングコスト比較
  3. au の割引縮小後のランニングコスト
  4. MNP を決めた理由
  5. MNP に伴う費用
  6. 所感

7万円の iPhone 5s が発売から半年で0円に

iPhone 5s は昨年9月、一括購入価格が約7万円(16GB モデル)で発売されました。信じられない話ですが、たった半年しか経っていないのに、今では家電量販店や携帯ショップで週末に MNP を適用すると0円で入手できてしまいます。

店舗やキャリアによっては、キャッシュバックがもらえたり、32GB モデルも0円になっていたりします。もはや「購入」という言葉は当てはまらない状況です。

5 と 5s のランニングコスト比較

自分は一昨年の冬に iPhone 5 16GB を au で一括で購入。分割支払金が発生しないこと、毎月割とスマートバリューの割引額が大きいことから、月3,000円程度で運用できてきました(以下、金額はすべて税抜き)。

  • 合計: 2,947円
    • LTEプラン: 934円
    • LTE NET: 300円
    • LTEフラット(キャンペーン): 5,200円
    • 毎月割: -2,077円
    • au スマートバリュー: -1,410円

iPhone 5s 16GB は一括0円なので、ドコモでも同じく分割支払金を負担する必要はありません。本来の端末価格が 5 より 5s の方が高い分、月々サポート(au の毎月割に相当)の割引が大きくなり、基本使用料も MNP で無料になるため、ランニングコストはむしろ少なくなります。

  • 合計: 2,700円
    • タイプXi にねん: 743円
    • spモード: 300円
    • Xiパケ・ホーダイ for iPhone: 5,200円
    • ドコモにのりかえ割: -743円
    • 月々サポート: -2,800円

ただ、自分が重視したのはこの比較よりも、むしろ次で説明する方です。

au の割引縮小後のランニングコスト

これまで au で受けてきた割引は適用される期間が基本的に2年となっています。まだ少し先でしたが、期限が訪れると毎月割が終了し、スマートバリューは減額に。パケット定額料の割引もなくなるので、このように一気に跳ね上がります。

  • 合計: 6,000円
    • LTEプラン: 934円
    • LTE NET: 300円
    • LTEフラット: 5,700円
    • au スマートバリュー: -934円

iPhone を一括で購入すれば、毎月のランニングコストは安くなる。それは確かに事実なのですが、あくまで2年間に限った話。残債に2年間縛られるのが嫌で一括購入したとしても、2年の制約を受けることには変わらないんですよね。

MNP を決めた理由

5 には性能的に全く不満はありませんでしたし、バッテリーの不具合で先日 Apple から交換してもらったばかりでもありました。それでも MNP をすることに決めた理由は次の3つ。

  • au で2年の期限を迎える時、いずれにしろ MNP か、au で継続するかの選択を迫られる
  • iPhone 6 が発売されれば 5s を購入する選択肢はなくなり、時期によっては値引きなしで 6 を購入することになる
  • 5 を持ち続けるより、ここで 5s に変えておいた方が将来の買取価格が上がる

何とも経済的な理由ですね。長期利用のユーザより、MNP を優遇する現在の各キャリアの販売戦略の中で、見事なまでにがんじがらめになっている感じです。

5s を手にしたうれしさはもちろんあるのですが、周囲の状況に右往左往し、自分で主体的に選び取っていないような、わだかまりの感覚もまたあります。

MNP に伴う費用

MNP に当たっては以下の費用がかかりました。

  • 合計: 14,500円
    • LTEプラン契約解除料: 9,500円
    • MNP 転出手数料: 2,000円
    • 新規契約事務手数料: 3,000円

au の今月分の利用料は、基本使用料とネット接続サービスが日割。パケット定額料はキャンペーン適用なので本来は1ヶ月分かかるところが、転出が1日付だったため無料となりました。

これに対して、解約した iPhone 5 の買取価格は2万4,000円。なので追加負担なしに端末が 5 から 5s に変わり、ランニングコストを安く維持できる期間が延長され、手元には差し引き約1万円が残ったのです。

所感

でも単純にうれしいかどうかというと、やっぱり釈然としない気持ちがあります。本来優遇されて然るべき長期利用のユーザが、このつけを払っているはずなので。

自分が携帯を初めて持った頃、MNP 制度はまだありませんでした。利用期間が長くなるほど基本使用料が安くなっていく仕組みで、10年継続すると割引率が最大の50%に達しました。

それがいつだったか、2年縛りになる代わりに最初から50%オフという制度が導入され、「これまでの10年間は何だったんだろう」と感じたことを思い出します。

「基本使用料0円」「端末代金実質無料」「高額キャッシュバック」ー。いろんな言葉が踊って、端末価格も毎月の利用料も、結局いくらなのかが見えにくくなっています。でも、蓋を開けてみれば本来の維持費は月6,000-7,000円前後かかります。

自分はこれから、どんな風に携帯と向き合っていけばよいのか。今回生まれた時間を使って、しっかり考えていきたいと思わされる “買い物” になりました。

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