iPhoto のオートインポートと Dropbox で、iPhone から好きな写真を Mac に自動読み込みする

photo credit: bixentro via photopin cc
photo credit: bixentro via photopin cc

フォトストリームを使わずに、iPhone のカメラロールから好きな写真だけを Mac の iPhoto に読み込みたい。リサイズはせず、転送作業はなるべく自動化し、できればケーブルレスで。そんな風に考えている人の役に立てばと思って書きました。

目次

  1. 発端
  2. iPhoto の Auto Import フォルダ
  3. Dropbox と Auto Import フォルダをつなぐ
  4. シンボリックリンクの設定
  5. デジカメからも iPhoto に転送

発端

写真管理には長年、Mac の iPhoto を使っています。日常生活や子どもの行事、旅行のスナップを中心に、月ごとにイベントを作って整理しています。

しかし撮影に iPhone も、デジカメ(Canon PowerShot SX280 HS)も使うため、写真の取り込みがいつも面倒でした。特に iPhone ではちょっとしたメモやスクリーンショットも撮影するので、すべてを Mac に送るフォトストリームはかえって不都合だったのです。

自動化の要素を残しつつ、転送する写真は自分で選びたい。そう思ったのが今回の調べごとの発端です。

iPhoto の Auto Import フォルダ

調べてみたら、iPhoto には特定のフォルダから画像ファイルを自動的にインポートする機能が最初から備わっていました。「ピクチャ」フォルダ→「iPhoto Library」を右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選ぶと現れる「Auto Import」フォルダがそれです。

このフォルダ内に画像ファイル(複数枚も可)を移動すると、iPhoto の次回起動時に、またすでに iPhoto を起動中であれば即座に、写真が読み込まれます。読み込みが終了すると Auto Import フォルダの中は空になります。

Dropbox と Auto Import フォルダをつなぐ

iPhone から写真を Auto Import フォルダに送り込むために、Dropbox を使います。といっても Mac 側で Dropbox から Auto Import フォルダに手作業でファイルを移動するのは煩わしいです。

そこで、シンボリックリンクという機能を使い、あたかも Dropbox の中に Auto Import フォルダが存在するかのように設定します。iPhone から Dropbox 内の Auto Import フォルダ(実際はシンボリックリンク)に写真をアップロードすると、それがそのまま本物の Auto Import フォルダに入るようにするのです。

シンボリックリンクの設定

シンボリックリンクの設定は、Mac の「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」アプリから。このようにコマンドを打ち込みます(Username は適宜自分のユーザネームに置き換えてください)。

ln -s /Users/Username/Pictures/iPhoto\ Library/Auto\ Import /Users/Username/Dropbox/Auto\ Import

これで Dropbox のルートに Auto Import という名前のフォルダ(シンボリックリンク)ができます。あとは iPhone から、iPhoto にインポートしたい写真をこのフォルダにアップロードするだけです。

シンボリックリンクと Dropbox の関係について詳しく知りたい場合は、次の記事が参考になります。

デジカメからも iPhoto に転送

デジカメの機種によっては、Eye-Fi を使わなくても Auto Import 経由で iPhoto に写真を転送できます。

たとえば Canon 製のデジカメの一部は Wi-Fi を使った「クラウドシンクロ」や「サーバー転送」という PC への転送機能に対応しています。転送先のフォルダも指定できるので、Auto Import フォルダを指定すればいいです。

自分が使っている PowerShot SX280 HS もサーバー転送の方に対応していたので、SD カードを抜き差しすることなく、Auto Import フォルダ経由で iPhoto に直接写真を読み込むことができました。他の対象機種もこちらに載っているので、Canon のカメラをお持ちの方はチェックしてみてください。

2014-05-01 追記: Dropbox やターミナルを使わず、AirBridge というアプリを利用する方法も記事にしました。(関連記事: iPhone、Mac 間の AirDrop を可能にする AirBridge

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です