ブログの過去記事紹介・シェアありがとうツイートに感じる否定的な思い

photo credit: Thomas Hawk via photopin cc
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自分が Twitter のタイムラインを眺めながらモヤモヤと感じていたことを、ちょうど代弁してくれる記事に出合いました。本当は言いにくかったことを、勇気を出して記事化されたことと思うので、自分も読むだけでなく書いてみます。ブロガーが一般的に行っている過去記事紹介・シェアありがとうツイートを、同じブロガーの立場からしても否定的に感じています、という内容です。

目次

  1. 2本の記事
  2. パターンを3つに整理
  3. 過去記事ツイートはブログの信用を下げる
  4. シェアされた記事のリツイートはツイート数の水増しにつながる
  5. 「読む人の立場になる」と「見る人の立場になる」は同じ

2本の記事

最初に声を上げたのはふぃーぷれさん (@feelingplace)。

タイムラインに苦痛を感じるようになってきた原因として、次の4パターンのツイートを挙げています。

そのツイートとは、

  • ブログ更新通知
  • 過去記事紹介
  • シェア
  • RT

の4つ。説明する必要はないと思いますが念のために。

  • ブログ更新通知
    • その日更新した記事をまとめて何度もツイート。
  • 過去記事紹介
    • ブログの過去記事のツイート。
  • シェア
    • ブログ記事のシェア。
  • RT
    • シェアされた記事のリツイート。

程度や内容の問題もあるとは思いますが、これらのツイートの頻度が高ければ高いほど妻から言われたことと同じこと、つまりウザいと感じる自分がいます。

その上でツイートを読む側がミュートしやすいようハッシュタグを活用することや、別アカウントに分けることを提案されています。

もう1本は maxi さん (@rel0005) の記事。

こちらではミュートやリムーブによって自分のタイムラインを守ることはできたとしても、過度な過去記事ツイートが検索結果に悪影響を与えることを指摘されています。

本屋の目立つところにある新刊コーナーに、自分が書いた古い本を並べる。その気持ちはわからないでもないです。でもみんながそれをやりはじめたらどうなるの?

いまそんな状況になりつつあります。アプリ名で検索をすると過去記事ばかりヒットする状況が、これからどんどん悪化していくと思います。

パターンを3つに整理

先の記事で挙げられた4パターンのうち、3番のシェアは「ツイートに含まれる記事がツイート主とは別人のブログの記事である」「ブロガーとしてよりも Twitter ユーザとしての運用方法の問題でもある」という側面があるので、ここではブロガーが自分の記事を紹介するツイートについて考えてみたいと思います。

自分なりに最整理すると次の3パターンです。

  • 更新時のツイート(重要な追記をした旨を伝えるツイートを含む)
    • その時点で初めてフォロワーに届けられるツイート
  • 過去記事ツイート
    • フォロワーが目にしたかどうかは別にして、以前のツイートの焼き直し。その日更新した記事であっても厳密に言えば過去記事ツイート
  • RT
    • シェアされた記事のリツイート(公式・非公式)

このうち1番については何も異論はありませんし、自分も実際にしています。2、3番は以前にやったこともありますが、今はきっぱりやめました。

過去記事ツイートはブログの信用を下げる

2番の過去記事ツイートは、フォロワーが何度も同じツイートやすでに読んだ記事に関するツイートを目にする羽目になりますし、Twitter での検索結果を汚染する結果にもなります。

タイムラインを守るためにクライアントやハッシュタグを指定したミュートこそできるものの、それらはすべてフォロワー側が手作業でしなければなりません。その作業を面倒に感じ、リムーブするフォロワーもいるでしょう。

そして、ブログの価値を致命的に下げるケースも起こります。昨年、ロリポップで WordPress サイトに対する大規模なハッキングが起きた時。当時ロリポユーザだった私は Twitter で最新情報を求めて、何度も検索をかけました。

その結果出てきたのは、「初心者がブログ始めるならロリポップがオススメ」といった内容の過去記事ツイートの数々。プラグインを使って自動ツイートされたものでした。

ツイートを読んだ人は、そのブログに対してどんな感情を持つでしょうか?自動ツイートだから仕方ないよね、と好意的に見る人は少ないと思います。

「このアプリが今日だけ無料」といったツイートが流れてきて、開いたら過去記事ですでに終わったセールの話だった、ということもよくあります。記事にはアプリの使い方などの有益な情報はなく、セールの情報のみ。その時点では 1PV を稼げても、未来の PV を失うはずです。

とはいえ、すべての過去記事ツイートを否定したいわけでは当然ありません。たとえばロリポップ騒動の最中に、セキュリティ対策に関する過去記事で時間の経過はあっても現在につながる内容の記事であれば、むしろ積極的に手動でツイートしてほしいと思います。

結局はブログの読者やフォロワーが何を求めているのか、そして発信する側がそれを想像できるかどうかなんだと考えます。

シェアされた記事のリツイートはツイート数の水増しにつながる

こちらもフォロワーが延々と同じ記事に関するツイートを読まされることは一緒です。

もちろん、Twitter でユーザは自由に発言することができますから、何をツイートするのも自由。ただ、度を過ぎたリツイートは「せっかくブログのファンになってフォロワーになってくれた人を減らさない」という観点で考えた時、デメリットの方が大きいように思います。

記事をシェアしてもらったツイートをブロガー本人が後追いすればするほど、ブログに設置してあるツイートボタンのカウント数も増えていきます。単純計算すれば2倍になります。

「この記事すごくシェアされてる。どんなコメントが並んでいるんだろう」と思った読者がカウントの部分をクリックして、書いた本人のアイコンがずらっと表示されたら…。人によっては水増しと受け止めるでしょう。

個人的には、それなりに思いを込めたコメントを添えて記事をシェアした際に、リツイートだけされると「ツイートをかすめ取られた感」を覚えます。もちろんリツイートするしないは自由ですし、リプライがほしいとも思いません。

ただ、エゴサーチでやって来てリツイートだけして立ち去って、といった行為に、その人へ好意を覚えることはありません。

「読む人の立場になる」と「見る人の立場になる」は同じ

ブログの記事の書き方として、「読む人の立場になって書きましょう」とよく言われます。

であれば、ツイートを「見る人」の立場になることもまた重要なはず。ツイートの仕方次第で、「見る人」は「読む人」にも、「読まない人」にも変わります。

せっかくなら、読んでくれる人になってほしい。いい記事を書いていても、ツイートの仕方が原因で読んでくれない人になってしまったら、お互いに不幸になるとも言えるのかもしれません。

One thought on “ブログの過去記事紹介・シェアありがとうツイートに感じる否定的な思い

  1. Pingback: ふぉるてしんぶんだい82ごう。『過去記事連投をやめてほしい理由』 | Feelingplace

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